【ふぐと歴史⑧】
河豚は関東では「ふぐ」と呼ばれていますが、下関などでは「ふく」と呼ばれることをご存知ですか?辞書をひいてみると、ふぐ【河豚/鰒】と記載されています。では、古来から河豚は「ふぐ」だったのでしょうか??
答えはNOです!
平安時代に出版されて日本初めての薬物辞典『本草和名』では河豚は「布久」と書かれ、読み方は「ふく」なんです!!「ふく」が長い歴史の中で「ふぐ」になり、近来、下関が様々な思い(不遇につながる、福の方が縁起が良い等)を込めてまた「ふく」と呼ぶようになる。名前だけを追っても、ふぐ(ふく)の歴史は今もなお続いているのです。
河豚は関東では「ふぐ」と呼ばれていますが、下関などでは「ふく」と呼ばれることをご存知ですか?辞書をひいてみると、ふぐ【河豚/鰒】と記載されています。では、古来から河豚は「ふぐ」だったのでしょうか??
答えはNOです!
平安時代に出版されて日本初めての薬物辞典『本草和名』では河豚は「布久」と書かれ、読み方は「ふく」なんです!!「ふく」が長い歴史の中で「ふぐ」になり、近来、下関が様々な思い(不遇につながる、福の方が縁起が良い等)を込めてまた「ふく」と呼ぶようになる。名前だけを追っても、ふぐ(ふく)の歴史は今もなお続いているのです。